オムツの厄介にはならずに済み、朝を迎えることができ、ほっとして、食事をしているとかなりお腹が活発に活動し始め、ナースを呼ぶと、ナースも交代していて、その旨話すと、ベットの脇に簡易トイレを設置してくれ、ベット回りをカーテンで囲ってくれました。
しかし、あまりリキマないように言われ、ゆっくりお腹に力を入れると出てくるのは気体(ガス)ばかりで、本命は全く気配が無かった。
あまり焦ることはないやと思い、打ち切ることにした。
隣のベッドから聞こえてくる、私の後から来た人が本日一般病棟に戻ると聞こえてきた。
私より後から来て、更に私ほどの苦しみを経験しないで。
私が痛みで、のたうち回っている時に、ナースに何度も聞いたのです。隣は85歳の老人なのに、なぜ痛くないのかと。
答えは簡単。あなたが若いから。若いと痛みをかなリ感じるらしいけど、老人になると痛みがあまり感じないそうです。
そうなのか、ここで50歳代なんて、小僧扱いなんだ。
若いから痛みが痛い。年を取ると当たり前のことが当たりまでなくなる。納得したようで、納得しない。
とにかく、隣は今日一般病棟か。と考えていると、すぐに
あなたも、今日一般病棟に戻るわよ。
と言われた。
こんな痛みばかりの状態で戻って大丈夫なのかと聞くと、
もっと大変な人は大勢います。
と言われた。