その夜は、テレビで釣りバカ日誌を見ながら酒を飲んでいました。
明日は休みだし、のんびりと、そしてたっぷりと飲んだ後、眠くなり寝ました。
そして夜中に呼吸が苦しくなりはじめ、何度寝がえりしても行きが苦しいのです。
そのうちに吐き気がしたため、トイレに駆け込んだのですが、口から出るものは無く、ただ目が回り、そのうちに下痢の予感がしてズボンを降ろすと、何度か下から出ました。
なんだ下痢か。夜食べたツマミで何か当たったのかと思いながら、再度床につきました。
しばらくしないうちに、背中から心臓をえぐり取られるような痛みを伴い、どのように寝ても息ができなくなりました。
そうこうしていると、再度吐き気がしてきたので、トイレに駆け込みました。
しかし、今回は何も出るものは無く、床に戻ろうとしたのですが、ベッドの柔らかさで、どのように寝ても息が苦しいので、1階のリビングの板の間で横になると、背中にあたる床の硬さと顎を上げると、なんとか気道が開くことができ、呼吸することが楽になり、そのまま眠ってしまい、朝を迎えました。
朝、胸の痛みは無く、何となく体がだるいだけで、食欲も無く、1日中ゴロゴロしていました。
夕方、風呂に入ったのですが、体が全く温まらず、まぁ良いかと気にもせず、そのまま寝てしまい、数時間後にゾクという悪寒体の中を掛け抜け、やばい、風邪をひいたと思い、かぜ薬を飲んで、びっしょりと汗をかき、下着を取り替えた後、朝までぐっすり寝て、熱も下がり爽やかな朝を迎え、そのまま仕事に出掛けました。
仕事場近くのソバ屋で朝蕎麦を食べて、さぁ仕事だといつもどおり仕事に掛かりました。
しかし、仕事中に目が回りだし、立っていられなくなる事が3回もありました。
そうなると、横になってゆっくり呼吸すると2~3分で回復しました。
これはおかしいと、確信しながら一緒に仕事している人からも明らかに異常だから、すぐに医者に行くように勧められました。■■■