昨夜は看護婦から睡眠剤を飲むかと聞かれましたが、ことわりました。
不安で寝付けない人がいるため、聞いたそうですが、全く気にせず寝てしまいました。
ここいらが、ナメテいたところだと思います。
当日の朝もいつも通り、朝食を食べた後、検査着に着替えて呼び出しを待つと、家族が到着し、すぐに呼ばれたので手術用のベッドに乗り、家族に見送られながらそのままエレベーターに乗り込み、手術室に向かう途中長い廊下だなぁと思いながら、手術室に到着すると、回りに大勢の人の気配があるのですが、すぐに麻酔がかけられ、気がつくと手術は終わっていました。
もちろん、この間の記憶はありませんし、後ほどドクターから色々と聞かされ、また色々とその結果の映像を見ることによって、本当に手術をしたんだなぁと思いました。
ここからは家族からの証言ですが、午前9時20分に手術室に向い、午後2時20分に手術が終わりましたとの連絡を受けたそうです。
その後午後3時20分にドクターとともに私と面会したそうですが、ほとんどと言うか全く記憶にありません。
その後時間の経過はわかりませんが、うっすらと記憶が戻ると、息苦しい。
そう、口から管が喉の奥まで入っていて息ができない。その辛さで何度も目が覚める。気管に管が詰まり、呼吸したくてもできない、涙目でナースにジェスチャーで訴えたが聞いてもらえず、時間的にはいつだったのか、全く分からないが担当のドクターが回診(?)に来た時に訴えたところ、いいでしょうと管をはずしてもらった。これでスムーズに呼吸ができる。空気がおいしい。
呼吸出来る喜びもつかの間、どこが痛いのかわからず、ただただ、意識が遠のく。その後何度も意識が戻るのだが、すぐに意識が遠のいて行き、時間の経過が全くわからない。
只、窓から入る光で、今が夜なのか、昼なのか、判断したが、夕方だと思っていたら、明け方だったように、体内時計は全く狂っていました。