手術の日程が決まり、それまで暇かと言うと、そうでもなく色々な検査(両腕、両足同時の血圧測定や両足の付け根からつま先に向かった動脈の位置確認他)が次から次へと進み、更に麻酔担当ドクターや執刀医からの手術の説明を聞くたびに、かなりブルーになってゆく自分がわかりました。
要約すると、手術が始まると麻酔ですぐに意識がなくなります。その後機械的に口を開けた状態にして、気道に管を入れます。それから首に動脈管を2本入れ、さらに食道に別の管をいれます。
それから、胸の胸骨を切断して、人工心肺で血液を送りながら手術を進行してゆきます。等々・・・。
次いで手術後集中治療室で必要な物を揃えておくように言われました。
パンツ 3枚
ティシュペーパー 1箱
歯ブラシ 歯磨き粉 水のみ
T字体 電気カミソリ
更に麻酔同意書、輸血・特定生物由来製品使用同意書、身体行動制限(拘束・抑制)に関する説明・同意書、そして手術同意書等にサインして後は手術に向かうだけと、気楽に考えていましたが、前記の通り、手術の実態が判明されてゆくと気が重くなってゆくのが自分ではっきりと分かりました。
しかしながら、集中治療室はすぐに出てこれると、完全にナメていました。