夜中寝てからの痛みと眠気の相反する用件を何とかならないかとナースに聞くと
「貧血気味だから、輸血したら改善されるはずだ」
と複数のスタッフからも同意見であった。
よって、回診に来た時にドクターにその旨伝えると
「最初は、本人が輸血を嫌がっていたし、ここまでくると(日数的なもの)もう少しがんばってもらおうかと思う。あなたの年は若くて、先がまだまだあるし、それに輸血すると、100%完全な物で無く、あなた自身へ万が一にも感染症が、と考えるとやりたくないのが本音です。しかし、どうしてもやるというなら、私がこれ以上止めることはできません。」
とのお返事。
オウム返しで
「輸血してください。」
とお願いして、ようやく輸血されることになりました。