ナースやドクターの検診によれば、術後の経過は順調だとのこと。
リハビリも順調で、日々歩く距離が、一般病棟に戻ってから、80メートルからスタートで160,240,320,400メートル。そして階段の上下と確実に伸びているが、歩きながら、こんな状態で電車なんかに乗れるのかと不安も拭い切れない。
しかし、なるようにしかならないので、焦ること無く、一歩一歩前に進むしかないと自分に言い聞かせる。
そして、ついにリハビリ室までステージは上がり、自転車漕ぎである。
ここまでくると、自分でも退院は近いなとわかる。
そして最後のコード。心臓に直結のコードで心臓に直に電気を流して、心臓を呼び起こすためのコード。(リードと呼ばれている。)
ドクターが突然来て、リードを外すよと言われ、あっという間に外してくれた。
これでシャワーを浴びることができるそうである。
これがリード。